毎年、叔母の家に年始の挨拶に行くと、おせちと茶碗蒸しを用意してくれているのですが、今年はおせちを取ってみた~とのこと。
どんなおせちか期待していくと、京都祇園料亭「岩元」監修の「極」六段重72品目!
う~ん、豪華(*^-^*)
冷蔵でこのままの状態で送られてきたので、詰め直す必要もなかったです。
ただ、味がどうか・・・
以前、うちの家もおせちを取ったことがあったのですが、味が濃く、どれも同じような味に感じ、飽きてしまい、全然減らずに困ったことがあり、それからおせちは家で作るものに決まってしまいました((+_+))
壱ノ重
ロブスターを食べてみたかったのですが、かにを食べている間に取られてしまいました・・・
この中で1番人気は、胡桃雲丹松風。
胡桃の甘さと雲丹の塩辛さがちょうどいい感じに相まっていて、あっという間になくなってしまいました。
鰆昆布〆は1つずつ包まれていて、ちょっと甘めのお酢で味付けされていました。
お酢が大好きな私にはちょっと物足りなかったです。
弐ノ重
この中のおススメは、湯葉生海苔和え。
京都の料亭なので、湯葉だ~と早速食べてみると、海苔の味がしっかり感じられて、思っていた以上に味がしっかり付いていました。
この6段重のお重の中で最初になくなっていました。
紅鮭と烏賊の紅白和えはしっかりとお酢がきいてました。
参ノ重
この6段重のお重の中で、唯一調理が必要なのが、蟹甲羅焼。
調理と言っても、レンジでチンするだけなのですが(笑)
私のメインはこれだったので、さっさとチンして、甲羅を持ち、独り占めして、食べることに。
ちゃんと蟹みそも入っていて、大満足!(^^)!
ただ、チンする時間が書いてあったとおりにしたのですが、それではあまり温かくなりませんでした。
みんなでしっかり食べおわった後は、叔父が甲羅にお酒を入れ、オープンで甲羅酒を作ってました(笑)
松前漬けも北海道のおみやげでもらう松前漬けよりもしっかり昆布の味がしてました。
にしん甘露煮 茶巾包みは、にしんがこれも思っていたより固くなく、甘さもそれほど甘くなかったです(*^-^*)
与ノ重
蓬麩含め煮串、粟麩含め煮串は生麩で作られていて、京都のおせちだ~とうれしくなっちゃいました。
蓬の味もしっかり味わうことができました。
粟のほうは・・・よくわからなかったのですが、美味しかったですよ(笑)
くるみ甘露は、くるみ独特の苦さも感じないほどいい甘さに作られていました。
紅ずわい蟹爪もちゃんと身がついていて、薄めの味になっており、蟹の味が味わえました。
帆立磯焼きも思っているより柔らかかったです。
伍ノ重
この中のおススメは、帆立明太和え。
明太子のビリ辛と帆立の甘さが絶妙。
と言っても、最初、帆立とわからず、イカと思っていたのですが(笑)
甘栗甘露煮・・・叔母が最初に食べたので、食べれませんでした・・・
栗きんとんが入っていなかったので、二重に残念(;_;)
ごぼうの胡麻和えもごまがいっぱいで、風味もよかったです。
禄ノ重
この中のおススメはあわび福良煮。
絶対固くて食べれないと思っていたのですが、めちゃめちゃ柔らかかったです。
あわびの香りもちゃんとしてました。
クリームチーズ酒粕漬けは、この6段重の中では洋風なのですが、酒粕漬けになっているため、和風仕立てになっていました。
姫れんこん梅酢付けも人気でした。
普通のれんこんを超細くしたものだったので、これはれんこん?と話題になり、あっという間になくなりました(笑)
煮物は全体に味が薄めなので、同じような味に感じました。
特にたらの子旨煮は、うちの味はもっと醤油で味付けするので、全然、味がしないと思うほど。
叔父や叔母に私が作ったほうが美味しい!とのお墨付きをもらいました(笑)
全体的に、味はちょっと薄いな~と感じぐらいのものがあるぐらい、あっさりしているのですが、煮物以外は同じような味のものが少なかったです。
甘さにしても、酸っぱさにしても、それぞれ微妙に違っていました。
サーモンが多く入っているのですが、どれも味が違い、いろんな味を楽しめました。
汁が出るものはしきいで小分けされている入れ物の中に、1つずつかわいいプラスチックカップに入っており、料理同士の味がまざることもないようになっているので、それぞれの味が十分楽しめます。
(そのプラスチックの容器は従姉妹が来年のおせちに使うと持って帰ってました(笑))
ただ、酢の物は甘酢が多かったので、もっと酸っぱいのが入っていると、もっと嬉しかったです。
値段のわりには、期待以上で十分美味しく、お腹いっぱいになりました(*^-^*)
最後には2段重になっちゃい、叔父と叔母が次の日、完食したそうです(笑)