またまた、お話シリーズです。
ぷりんに前のお話は、長すぎる!と怒られたので、今回は、ちょーショート話になります。
なので、いろんなお話が出てくるかと…。
ここからは、お話というより、夢のない小話になります。
北風と太陽
北風が言いました。
「太陽さん太陽さん、あそこに人がいるよ!どちらがコートを脱がせられるか、競争しよう!」
「かまわないよ!北風さん!!」
「では、僕からいくよ!」
ふぅーーーーーーーーー
「 あっ! 人ごと飛ばしちゃった…」
「・・・。」
ちゃんちゃん
金太郎
あるところに金太郎という少年がおりました。
金太郎は、とっても力持ち!ある日、クマさんとお相撲することに…。
「クマさん、負けないよぉ~!!」
はっけよぉ~いのこった!!
だぁーーー!! あっという間に金太郎は、クマさんを投げ飛ばしました。
それを見ていたお殿様が、金太郎に言いました。
「すごい強さだ!どうだ、お城で働かないか?」
「どうしよーかなぁー?」
「これだけの給金を渡すから、わしを守ってみせぃ!」
「これっぽっち?もう少し、どうにかならんかなぁ~?」
「ほな、ぇぇわ!さらばじゃ!」お殿様は、そそくさと去っていきました。
「・・・。」
金太郎は、二度とお城に行くことはできませんでした。
ちゃんちゃん
二兎追うものは一兎も得ず!という教訓じみたぉ話です。
浦島太郎
浜辺でいじめられているカメを助けた浦島太郎。
「浦島さん竜宮城へ行きましょう!」
「あいわかった!連れてってくれ!!」
カメの背に乗り、浦島太郎は連れられていきます。しかし、いつまでたっても潜る気配がありません。
「カメさん、竜宮城は、どこなんだぃ?」
「ぉ待たせしました。到着です。隣島の竜宮城~。隣島の竜宮城~。ぉ降りの際は、3000円の支払いと足元にぉ気を付けて、お降りください。」
「隣島なら自力で行けるわっ!!!!」
ちゃんちゃん
うさぎとかめ
以前、ウサギはカメにかけっこ競争で大敗しました。
ウサギは、考えました。山から駆け降りるなら、負けないのでは?
「カメさん、カメさん、もう一度かけっこしよう!あの山のてっぺんからこちらのふもとまで競争だ。」
「仕方ないなぁ~。泣きの一回ですょ。」
よぉ~いドンッ!!!
「これは、勝ったも同然!!余裕!余裕!!」ウサギは、ダッシュで駆け出します。
すると…
ごろごろごろごろごろ
ウサギの横をカメさんが、通り過ぎていくではありませんかっ!
カメさんは、甲羅を縦にし、勢いよく転がっていきました。
そして、もちろんカメさんは大勝です。
この世の者とは思えないような神々しさとなりました。
この世の者ではないと思うが…。
ちゃんちゃん
以上、短編集でした。