猫の病気 下部尿路疾患
尿は腎臓で作られ、尿管を通って膀胱に貯められ、尿道を通って排泄されます。
このルートを尿路といい、この間にできる結石を総称して尿路結石といいます。
フード内にマグネシウムやリンやカルシウムが過剰に含まれていると結石が作られやすくなります。
室内飼いで運動不足になると水を飲む量が少なくなって、尿が濃くなり、これまた結石が作られます。
結石にも二種類あり、7歳以下の若齢の猫、特に去勢された雄猫に作られやすいのが、ストルバイト結石。
7歳以上の高齢猫に作られやすいのがシュウ酸カルシウム結石と、結局のところ、一生を通じて、結石が作られやすいようです。
エサ選び
猫の尿路結石の予防には、エサ選びが大切です。エサに含まれる成分が結石の形成に大きな原因となるので、毎日食べるエサ選びは重要です。
ロイヤルカナン
ロイヤルカナンの商品で、phコントロールシリーズがあります。
下部尿路疾患(ストルバイト結石症およびシュウ酸カルシウム結石症)の猫のために特別に調製された食事療法食です。
種類は、「0(ゼロ)」と「1」と「2」と「ライト」と「オルファクトリー」の5種類です。
この5種類の違いは、尿結石の溶解度で、「0(ゼロ)」から溶解度が強い順になります。
「0(ゼロ)」が1番強いので、尿結石の度合いが深刻なほど「0(ゼロ)」に近い数字を使います。できれば、獣医師の指示を受けた方がいいと思います。
ライトやオルファクトリーは、今は健康だけど、以前尿路結石の経験がある・もしくはなりやすい猫ちゃん向けの食事です。
ライトは名前の通りカロリーが低いので、ダイエット中の猫ちゃんにもお勧めです。
もももちの食事
もももちは、手術を受けるような大病を患いました。今は、外出禁止になり、食事もロイヤルカナンのphコントロールシリーズの「0(ゼロ)」しか食べれません。もちろん、獣医さんに「これ以外は、あげないでくださいね!」と念を押されました。
随分マシにはなったと思うけど、やはり、あまりいろんな物は、食べれません。
ちゅーる系も食べてないし、おやつもほとんどもらえません。
やっぱり、美味しそうにおやつを食べる姿も可愛いですよね。ついつい、あげたくなっちゃうもんです。ですが、それを我慢しないといけないので、可愛そうになる時もあります。
なので、そうなる前に、できるだけ食事には、気を付けてあげましょー!
実は、くろろも少し怪しいので、そろそろエサをライトぐらいにしないとなぁ~と思ってます。
やっぱり、愛猫には、できる限り長生きしてもらいたいですからね。