台北市内で一番の観光スポットである龍山寺は見逃せないと、龍山寺に行ってきました。
正式名称を「艋舺龍山寺(マンカーロンシャンスー)」という龍山寺は、台北最古のお寺で、祀られている神様は100以上になります。
ご本尊は観世音菩薩なのですが、今では道教や儒教などいろいろなな宗教と習合しており、孔子や三国志で有名な関帝(関羽)、航海や漁業の守護神である媽祖(まそ)などの神様がいます。
それらの神様が祀られた7つの香炉を順に廻りながら参拝するそうです。
境内に入ってすぐ右手に滝があり、池には鯉が飼われています。
水量が多く、すぐそばまで行くと霧状になった細かい水しぶきを浴びることができ、ちょっと涼めます。
この前殿を入ったところで、おみくじを引くことができます。
日本の方もたくさんいて、おみくじに挑戦していました。
私は昨日引いたので、もういいや~と思っていたのですが、ガイドさんにめちゃめちゃ勧められて、2度目のおみくじ。
「平」・・・
またまたよくわからない普通です(^_^;)
前殿を入って、右奥におみくじを解読してくれるところがあるので、そちらに向かったのですが、列っていました(>_<)
と言うことで、今回も解説なしになりましたwww
ここからはしっかり参拝。
お供えがいっぱいです。
台湾の方は信仰心が深いので、お供えも日本と違って、仏像や鉢植えなどもたくさんあります。
本殿に向かいます。
もちろん、ここも右側から入って、左側に出て行きます。
本殿の前の香炉です。
台湾では、お線香を香炉ごとに投げ入れて参拝するのですが、龍山寺では大気汚染防止のため、7基あった香炉を3基→1基としていました。
その最後の1つも蓋がされ、今は投げ入れることができなくなっていました。
観世音菩薩・普賢菩薩・文殊菩薩です。
後殿、左の回廊にも商売の神様、学問の神様、恋愛の神様など、神様がいっぱいです。
私たちが行った時は、恋愛の神様である月下美人の前はすごい人だかりになっていました。
受験の時期は、学問の神様である文昌帝君の前がすごいことになるそうです。
ちなみに、それぞれの神様でお供えするものは決まっているそうです。
ご利益もすごいようで、神様へのお礼のお花もいっぱい飾られていたようです。
さすが、台湾最強のパワースポット(*^▽^*)
龍山寺には、数多くの龍と鳳凰が飾られています。
屋根の上だけでなく、柱にも龍の彫刻がされているものがありました。
屋根の龍と鳳凰は瑠璃細工で作られているそうです。
「龍」は、万能の能力を持つ物として天子皇帝を意味し、「鳳凰」は皇后を意味します。
ですので、龍と鳳凰を組み合わせは、最上の瑞祥を表わすといわれています。
こんなところも、最強のパワースポットと言われている所以ですね。