美味しい台湾料理でおなかいっぱいになった後、タクシーに乗ると、「台湾で一番有名なホテルに行ってみますか?」と言われました。
もっちろん、「はい!}
と言うことで連れていってもらったのは、「グランドホテル台北(圓山大飯店)」です。
桃園空港から台北市内に向かう時にも、見えたホテルです。
このホテルは、世界の著名人をもてなすために、日本統治時代である1952年に建てられました。
建物も赤い柱と金色の瓦が美しい宮殿のような外観になっており、14階建てです。
街の北側の丘の上にあった台湾神宮の跡地に建っており、剣潭公園に隣接し、松山空港に離発着する飛行機が一望できます。
ホテルの車寄せからでも、この夜景です。
きっと部屋からだともっとすごくきれいなんだろうな~。
ただ、部屋からこの夜景を見たい場合は、シティビュー側のお部屋を予約してくださいね。
このホテルには窓のない部屋もあるそうですので。
開業当初は、世界に冠たる中華民国一のホテルという方針で、日本語はもちろん英語によるサービスすらしようとしなかったそうです。
ですが、今は日本語ももちろんOKです。
このホテルには、地下道もあるそうです。
昔は政治色が強いホテルであったため、蒋介石総統時代、長さ180mの地下道が建設されました。
その後、1963年の改築の際には東西2本の地下道が設けられ、滑り台も設置されています。
ただ、残念なことに、この地下道は一般公開はされていません。
ホテルに到着し、タクシーから降りて、蘭斗と2人、ただただ上を見上げ、すご~い!の連発です。
重厚感に押しつぶされそうなぐらい、圧巻です。
ガイドさんとともに、恐る恐る中に入ると、ロビーもあんぐり(‘◇’)
宮殿です。
龍の彫刻を多用し、「龍宮」と言われているのも納得です。
ガイドさんに聞くと、龍の数は全部で20万を超えているそうです。
大理石もふんだんに使い、梅の花もいっぱいです。
もうとにかく豪華の一言です。
私たちが言った日は、第3回 TANG PRIZE晩餐会が行われいました。
TANG PRIZE(唐奨(とうしょう))は、2014年に台湾で創設された世界的な賞で、「東洋のノーベル賞」と呼ばれています。
2年に一度、台湾の国立アカデミー-中央研究院によって、選考されます。
日本の方も受賞されています。
受賞者に送られるメダルは、深澤直人によってデザインされたそうです。
ホテルの前で全体の写真を撮ろうとするのですが、どうやっても全体は無理(^_^;)
すると、ガイドさんに「それじゃあ、このホテルの全体が写真に撮れるところに行きましょうか?」と言われ、タクシーに乗り込もうとすると、ドレスアップした方々がたくさんホテルから出てこられました。
えっ!?(@_@)
晩餐会が終わったようで、ホテルの前の車寄せはお迎えの黒い高級車で埋まります。
これにはガイドさんも予定外だったようですwww
そこからホテルの敷地内に入るゲートまで、約10分。
来るときは1,2分だったような・・・
渋滞です(>_<)
先ほどガイドさんが言っておられたホテル全体がきれいに取れる場所は、このゲートのそばだったんです。
ですが、車を停めれる状態でなく、車内からの撮影になりました。
そう言えば、関ジャニ∞もここで写真撮ってた~。
「今から夜市に行きますか?」とガイドさん。
「要らないです!」と蘭斗と2人で声を揃えて答えると、ちょっとビックリしたガイドさん。
それでも、気を使ってくれたのか、士林夜市の前を通ってくれましたwww
夜市の代わりに、ガイドさんおススメのパイナップルケーキのお店に行くことになりました。
太陽餅で有名な台中市にある「如邑堂(Ruyi Tang)」の台北のお店(台北開封店)です。
このお店では、太陽餅は、もちろん、パイナップルケーキも試食できます。
もう閉店時間ギリギリだったので、他にお客さんは誰もいません。
お店に来た時には外にいた人形も、いつの間にか、お店の中に入ってますwww
誰もお客さんがいないので、お店の方がマンツーマンで付いてくれ、ガイドさんの助けもあり、このお店にあるお菓子を全種類、制覇できました(*^^)v
どれも美味しくて、どれにするか、迷ったのですが、日持ちがよいパイナップルケーキを2種類買うことに。
レモンケーキが一番お気に入りだったんだけどな~。
この後、マッサージのお店まで送ってもらい、楽しい九份観光は終了しました。
次の日、ホテルのテラスから外を見ると、グランドホテル台北(円山大飯店)が見えました(*^-^*)
遠いwww