さて、ぷりんが少し紹介してくれた「海悦楼茶坊」で、まったりお茶を頂きました。
それを、ちょっとばかり詳しく紹介したいと思います。
千と千尋の神隠しの湯婆婆の油屋のモデルと噂された「阿妹茶楼」
ジブリ映画の宮崎駿監督作品で「千と千尋の神隠し」と言うのがありましたが、そちらのモデルと噂されているお店「阿妹茶楼(あめちゃ)」です。
こちらのお店は、千と千尋の神隠しの湯婆婆の油屋のモデルとまことしやかに囁かれており、ジブリ側は、否定しているようですが、お店側は、全面的にPRしているようで、雰囲気も似ていることから、日本人の観光客には、大人気のお店です。
なので、もちろん、長蛇の列でした。
そこで、海悦楼茶坊へ、MKタクシーのガイドさんに連れてってもらいました。
こちらも有名なお店なので、阿妹茶楼よりは少しマシかなというぐらいの長蛇の列です。
ですが、ガイドさんが行くことを言ってくださってたようで、並ばずに入れました。
本来なら、メニューを見て、あれこれ言って、決めたかったのですが、無理くりに近い状態で、入れてもらったので、文句は言えません。ただただ、お茶を頂ければ、希望も叶うので、お店の人が出してくれた、お茶を堪能しました。
台湾のお茶の入れ方
最初に出てきたのが、上のお茶道具とウーロン茶?とお茶菓子です。
お茶菓子は、黒いのがお豆な感じで左のが梅干しを甘く煮たようなものとグアバを干したものの3つです。
そして、いよいよお茶を入れて頂くことに…。
まず、係りの女性が、片言の日本語で説明してくれました。
日本の緑茶は、低めの温度で入れた方が甘み、旨みが出ますが、ウーロン茶は、沸騰するほど暑い温度で入れる方が、香り高く入れれます。日本茶は、低くて旨み!ウーロン茶は、暑くて香り!を味わうお茶のようですな…。
まずは、急須に火鉢においてあるやかんから、アツアツのお湯を急須になみなみ注いで温めます。
急須の下にあるお盆のようなものには、穴が開いていて、なみなみ注いで、溢れ出しても大丈夫なようになってました。
そして、その急須に入れたお湯を湯呑?にかけます。
こちらも湯呑を温める為です。
そして、お茶葉を急須に入れ、お湯を注ぎます。
ですが、1度目のお湯は、そのまま捨ててしまいます。1度目のお湯は、お茶葉を洗うためのもので、すぐに捨ててしまうので、お茶葉はそれほど開かないようです。
ほどんど、開いておらず、すぐにまたお湯を注ぎます。
そして、蒸らす為に急須に蓋をした上から、お湯をかけてました。
そのまま待つこと1分!温めた湯呑に注ぐのですが、長い方にまず注ぎます。
そして、長い方に入れたお茶をこぼさないようにひっくり返して、出来上がり!です。
そして、長い方で香りを楽しみます。
確かに日本茶より香りが強いです。香ばしく、お茶らしい香りを感じられます。
では、お茶の味は、どうかと言うと、日本で飲むウーロン茶は、いったいなんなん???って思うぐらいの違いがありました。独特の苦みも全くないし、これならウーロン茶嫌いな人も飲めると思います。
そして、最後になりましたが、何度か飲んだ後にお茶葉をみてみると、ほんとに一枚の葉っぱでした。日本茶では、有り得ないような葉っぱなのには、びっくりしました。