この前、干支(正確には十二支でしたねwww)のことを調べていたら、十二支の順番ってどうやってきまったんだろう???
ってすごく気になってしまいました。
十二支は、子(ね)・丑(うし)・寅(とら)・卯(う)・辰(たつ)・巳(み)・午(うま)・未(ひつじ)・申(さる)・酉(とり)・戌(いぬ)・亥(い)です。
みんな、動物にあてはめられてます。
これはわかいやすいように動物にあてはめて教えたからだそうで、もともとは農業をあらわしてたそうです。
この順番はいろんなところで言い伝え(物語)となっています。
日本だけでも各地方でちがったり、中国や朝鮮半島、中央アジア、ロシア等にそれぞれ存在しています。
物語
大昔、おしゃか様が「1月1日元旦の朝に挨拶に来た12匹に、毎年交代でリーダーになって、1年を守ってもらう」と言いました。
動物たちは自分が一番になろうと前日の夜や当日の早朝からスタートしはじめます。
牛は自分が歩くのが遅い事を知っているので前日の夜から歩きはじめ、牛が前日の夜から歩きはじめるだろうと予想していたねずみは牛の背中に乗って牛と一緒に出発をします。
前日から出発をしていた牛は他の動物より先に神様の所に現れたのですが、到着寸前にねずみが飛び出し一番に挨拶をした事で一番初めがねずみになりました。
そんなずるっこをしたねずみは、それから嫌われ者になりました。
その後すぐに、牛が到着。
牛は2番目になったからと言って怒るのではなく「2番目だったら満足だ」と思いました。
次は虎。
虎は神様の所での話を噂で聞いたので本当かどうかわからないけれど、本当だった時にはじをかくのは許せないと思い参加をして3番になりました。
その後、うさぎが到着。
うさぎは神様に会いに行く時にみんなが休憩をしている間もぴょんぴょんと進んでいたので4番目になりました。
龍と蛇は一緒に神様の元に到着したのですが、蛇は龍が空を飛べ、修行を積んでいることを知っていたので、龍に順番を譲りました。
その後、馬と羊が仲良くゴール。
けんかをしながらやってきたので、遅くなった猿と犬。
その時、仲裁をしていたのが、あいだにいる鶏です。
猪は実は一番最初に到着をしていたのですが、まっすぐにしか走る事が出来なく、神様の所を通り過ぎてしまい、一番最後になってしまいました。
これで12匹ですが、13番目に到着したのはカエルであった説やイタチであった説もあります。
カエルはそのまま帰ったのですが、イタチは何度も神様にお願いした事から、みんなに内緒で毎月1日を「つ・いたち」と呼ぶ事で納得してもらったそうです。
猫は?
なぜ猫がいないのか、疑問に思いますよね?
これにも言い伝えがあります。
猫は神様の伝言を聞く集まりに参加するのを忘れてしまい、ねずみに聞いた所1月2日だと教えてもらい、到着が遅れてしまいました。
そして、十二支に入れませんでした。
その事から猫はねずみを見ると追いかけるようになったそうです。