この季節になると、クリスマスソングと一緒に、ベートーヴェンの「歓喜の歌」が聞こえてきたりしますよね。
「歓喜の歌」とは、ベートーヴェンが作った最後の交響曲「第九」の第4楽章の前半部分です。
ベートーヴェンの楽曲といえば、奇数の交響曲がとくに有名です。3番(英雄)、5番(運命)、7番、9番(合唱)です。
ちなみに7番は、クラシックを題材にしたTVドラマ「のだめカンタービレ」で一気に有名になりました。
「第九」が年末のイメージになったのは1918年のこと。第一次世界大戦が終わって平和を願う声が高まった頃にドイツのライプツィヒで始まり、その後は名門オーケストラであるライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団が、毎年の大晦日に「第九」を演奏し続けてきました。
日本では第二次世界大戦後の1947年、日本交響楽団(現在のNHK交響楽団)が、12月に3日連続の「第九コンサート」を行ってきたことに由来します。
「1万人の第九」の正式名称は、「サントリー1万人の第九」といい、1983年より毎年12月の第1日曜日に大阪城ホールで行われており、一般公募により結成される合唱団によるベートーヴェン「第九」を中心に歌います。
フルオーケストラで、指揮者も超有名な方が行う、合唱をやっている一般の方には夢のような舞台です。
毎年、素敵なゲストの方も来られます。
叔父がクラシック好きが高じて、毎年のようにこの「一万人の第九」に参加しています。
参加するには、5~6月に申込をします。申込者が1万人を超えた場合は、抽選になるそうです。
7月には抽選発表があります。
正確な倍率は公表できないそうなのですが、1.5倍くらいだと言われています。
歌うパートや練習参加希望の曜日などによっても、倍率に差が出てくるそうです。
叔父も何年か前に抽選に落ち、毎年恒例のレッスンにも参加できず、ちょっと暇そうでしたwww
8月からレッスンが始まります。
初心者用12回、経験者用6回が各地で行われ、指揮者の方との合同練習が1回、リハーサル1回で、本番になります。
叔父から聞いた話では、厳しい練習だそうですが、合唱をやってられる方にとっては勉強になり、とても楽しい時間だそうです。
今年も盛大に行われたようです。
叔父も楽しそうに始発に乗って出かけていったそうです。
もちろん、TVでの放送もあります。
「一万人の第九2017~日本中の想いが集う日~」
12月23日(土・祝)午後2時から、MBS・TBS・CBC・RKB・HBC・TBC・IBCの各局で放送されます。
毎年、この放送を録画して、叔父を探すのが楽しみになっています。
ほんのほんの小さくしか映らないですがwww
今年も頑張って探してみます(^^)v