素麺でもない、うどんでもない、「うーめん」!
まずは、軽くどんなものか説明しておきましょー!
温麺(うーめん)
うーめんとは、素麺の一種です。
宮城県白石市で生産される特産品です。白石温麺とも呼ばれています。
温麺(うーめん)の特徴
白石盆地には、冬に蔵王おろしの乾燥した風が吹くので、それが麺を作る上で、とても適していました。また、蔵王を水源とする小川が白石の街なかを縦横に流れているのも良かったようです。
製品化されたうーめんには、長く裁断して束ねたものと、短く裁断して束ねたものがあり、長い方は、上等品、短い方が、一般的となっていたようです。
うーめんは、一般的な素麺よりもろく折れやすいので、短い方が、使いやすいのですが、そこを無理をして長くしたものが、上等品になるわけです。
大正時代に書かれた書物によれば、当時は細く長いうーめんを上等として「素麺」といい、太く短いものを下等として「うーめん」としたそうです
うーめん専門店 やまぶき亭
いろいろ調べた結果、こちらのうーめん専門店にお邪魔しました。
白石うーめん専門店 やまぶき亭
住所 : 宮城県白石市城北町6-13
TEL : 0224-25-2322
定休日 : 水曜日(祝日は営業)
営業時間: 11:00~14:00
メニュー
こんな感じでメニューがあります。
さすがにうーめん専門店!
麻婆うーめん???
残念ながら、売り切れていたので、食べれませんでした。
キノコのおくずかけ
おくずかけ???
これも、聞いたことがなかったので、店員さんに聞いてみた。
おくずかけとは、宮城県で食べられる汁料理だそうです。
片栗粉などでとろみをつけた醤油味の汁に、うーめんや野菜、油揚げなどを入れて煮込んだものだそうです。
確かに、とろとろでした。
あんかけみたいなものですな…。
で、出されたものが、上のうーめんです。
すごい量…。
さすがに、飽きるじゃないかと思いましたが、そうでもない!
生姜がきいていて、あっさりしているので食べやすかったです。
でも、最初のうちは、食べても食べても減らない感が…。
やまぶき彩りうーめん
こちらは、冷やのうーめんです。
いゃぁ~、こちらも量が、結構多い…。
ですが、いろいろな付け合わせで食べれるので、問題なく完食できました。
その中で、なんと呼ぶのか、わかりませんが、ふかひれの軟骨とたらこのようなぷちぷちした食感のものをあえてあって、それがめちゃくちゃ旨かった!
お店の人に聞くと、販売はしていないそうで、なかなか、手に入らない物らしい…。
無念!!
店内
のれんをくぐるとすぐに大釜が…。
座席もそれなりにあり、半座椅子のようなイスとテーブルでした。
これでもかっ!ってぐらいにうーめんが並んでいます。
おくずかけのセットもあったりと、目移りしまくりでした。