さて、ランクル紹介の続きになります。
第一弾では、55、56までを紹介しました。続きは、60からです。
60系(1980年ー1989年)
ランクル56系の後継モデルとしてデビューしました。
56に引き続き、ロングボディータイプのみの設定で、ショート・ミドルの40系と、ロングボディーの60系という形で並行して販売されてました。
60は、丸目2灯(前期)でデビューし、マイナーチェンジで角目4灯(後期)となります。
ラインナップは、豊富でいろいろなタイプの60が存在しました。
1989年に80系へとバトンタッチすることになりますが、独特なスクエアなスタイルは今もなお日本はもちろん世界中で根強い人気を誇ります。
70系(1984年ー2004年、2014年ー2015年)
40系の後継モデルとしてデビュー。
ランクルの原点ともいえる走破性と耐久性を追求した本格派クロカン車となります。
40系のショート・ミドルボディーの後継車としての70系は、本格派クロカンモデル!
70系国内モデルでは、ショート・ミドル・セミロングと3種類の設定があり、用途に合わせて選べました。
NOxPM法(ディーゼル規制)なども有り、平成16年7月に国内販売は終了してしまいました。
そして70系デビュー30周年を迎えた2014年8月に、異例とも言われた1年限定で約10年ぶりに国内再販復活を遂げることになりました。
ボディタイプは、高い居住性の「バン(GRJ76K)」の4ドアセミロングと日本国内でのピックアップトラックでは、初のダブルキャブ仕様となる「ピックアップ(GRJ79K)」の2種類でした。ただし、ハイソクガソリン仕様のマニュアルのみの設定の為、維持費が…。
では、どうして期間限定販売になったかというと、現行の車体では、2015年7月以降の生産車両に適用される新保安基準に対応できなかったからだそうです。
約1年の販売とはいえ、約7000台も売れたそうです。
結構マニアックな車なのに、すごいことだなぁ~と感心しちゃう。
そのうちの2割ちょっとが、ピックアップの79です。
あっしの中では、79を見かけるといいことがある?!なんて、勝手に思ったりしてます。
80系(1989年ー1997年)
60の後継モデルとしてデビュー。
80系はそれまでの硬派なクロスカントリー車から、内外装の質感向上と装備の充実により、高級SUVへと変化した最初のモデルであったが、オフロード性能はランクルの名に恥じない高い走破性を見せてました。
100系(1998年ー2007年)
80の後継として誕生した100系は、極めてタフで実用性の高いクロスカントリー車から、タフネスさを高めつつ、高級車の素養をも身に着けたプレミアムSUVへと大きな飛躍を遂げたモデルであり、トヨタ自らが「トップ・オブ・SUV」と宣言したぐらいの車であります。
フロントの足回りを独立懸架方式サスペンションを採用し、乗り心地と高速安定性を重視しました。乗用車感覚も追及する100系は益々高級志向を強めることとなります。
日本では、「オフロード界のセルシオ」と言われたこともありました。
105型
海外でまだ実績のなかった前輪独立懸架に対する「保険」として、ボディは100!エンジン、駆動系などのシャーシは80!足回りは、前後リジッド式コイルとした「105型」と呼ばれる海外専用仕様がありました。
200系(2007年ー)
200系は、歴代のランクルを意識させるデザインであり、これまでのランクルの走破性は、そのままで、さらに豪華な内外装になっていることが特徴です。
「The King Of SUV」との名前が相応しいランクルです。
以上でランクルの紹介は、終わりです。
ランクルの所有者であることを誇りに思えるような車に出会えて良かったです!