朝からはななの様子がおかしいです。
はななは体温が1日のうちで1℃くらい変わるのですが、昨日の晩から低いまま。
その上、どこに行くにも、イルカさんを持ってウロチョロ、ソワソワしています。
先生の予想では、まだ先ですが、
母が「犬の赤ちゃんは60日ちょうどで生まれる」って言ってたことを思い出します。
これはひょっとしてと思って、準備を始めます。
すると、ペロペロ。
ちょっと心配になってきます。
次はちょっとガタガタ震えてきます。
これって陣痛!?
前の子の時は、もっと力んでいたような・・・
1時間後、泣きながら、震えてます。
少しすると、疲れたのか横になっています。
でも、音がすると・・・
目を覚まします。
そして、また震えだします。
それに血のようなおりものも出ています。
慌てて、今まではななをみてもらっていた病院に電話します。
「もし何か異変があったら、電話ください。」と言われ、ホッとしました。
ただいま、15時30分。
これなら夜中までには生まれるかもと、はななを見守っていると・・・
30分もしないうちに、病院から電話です。
なんだろうと思って、出てみると、
「今日は先生が3人しかいなく、まだ午前の診察も終わっていなくて、
これから2つの手術が入っていますし、
夕方の診察の患者さんもたくさんいられるのですが、見られる先生は一人しかいないので、
なにかあっても見ることができません。
ですので、他の病院を探してください。」とのこと。
そんなことを言われても・・・
「まだ異変があるわけでもないので、異変があったら電話させてもらいますので、
その時に見てもらえるか判断してもらえませんか?
それまでに他の病院も探しておきますから。」
と聞いてみても、
「無理です。」の一言。
え~~~!!夜間にも見てもらえるように会員にもなっているのにそれはない!!と
食い下がります。
それでも、「無理です。」
「それじゃあ、他の病院をどこか紹介してもらえませんか?」
「自分で探してください。」
え~~~~~!!無責任すぎます。
いろいろと食い下がったのですが、
先生に代わるわけでもなく、受付の人が言い訳をダラダラ続けるだけです。
これではらちがあかない上に時間の無駄と思い、
「こちらで病院を探します。ただ、そちらの事情で見てもらえないことは話してもいいんですね?」
と言うと、
「別にかまいません。とにかくこちらでは無理です。」とのこと。
もう怒り心頭です!!
ですが、怒っているわけにもいかず、電話を横で聞いていた友達たちと
ネットで病院探しを始めます。
日曜なのでやっていない病院も多い上、帝王切開が必要な場合もあるので、
見つかった病院は3件でした。
1つ目の病院は、「ルカ動物医療センター」
電話して、今のはななの状態と事情を話すと、看護師さんが先生に代わってくれます。
とてもいい先生で、親身になって話を聞いてくれて、
いろいろと考えてくれています。
と言うのも、この病院はコロナの影響で、今、診察時間を短くしていて、
17時30分までしかやっていないそうなんです。
今の状態では何時に出産になるかわからないので、待つわけにもいかないようで、
先生もどうしたらいいかとすごく悩んでくれています。
とにかく17時30分までに何かあれば電話しますと伝えて、電話を切りました。
次の病院は、「大阪動物医療センター」
この病院にも電話をして事情を話すと、見てくれるとのこと。
「何かあったら電話して来てください。」と言われ、ちょっとホッとしました。
この病院は夜24時までやってくれているのですが、
大阪市内にあるので車でも30分以上かかりそうです。
3つ目の病院は、「アルファ動物病院」
友達が電話してくれました。
ここも見てくれるとのことです。
ここの先生は「産科」もしているので、とても安心です。
この病院は20時までです。
友達と17時30分までなら、「ルカ医療センター」
20時までなら、「アルファ動物病院」
24時までなら、「大阪動物医療センター」
それ以降なら見てもらえるかわからないけれど、「北摂夜間救急動物病院」と決め、
ホッとしながら、はななを見守ることに。
やはり1時間おきぐらいに泣きながら震えています。
17時30分、ふとはななの下に敷いているタオルを見ると、
緑色のおりものが・・・
えっ!?これってすぐに病院に連れて行かなきゃいけないのでは!?
もう「ルカ医療センター」は無理なので、
「アルファ動物病院」に電話すると、「すぐに来てください!!」とのこと。
はななを連れて、大急ぎで向かいます。