友人の話
近所で「ハクビシン」が出没する!と噂が流れたそうで、イタチの間違いちゃうの?と疑ってたらしい。一度でも見かければ、信用できるが…。と言ってた友人。その話でもするかな…。
というか、「ハクビシン」なるものを、あっしは知らなかった。なんとなく、テレビで耳にしたことはあった気もするが、ほとんど興味もなく、気にも留めなかったが、友人から話を聞いて、いろいろ調べてみた。
ハクビシン
ジャコウネコ科の動物で、その名の通り、額から鼻にかけて白い線が あることが特徴なんだって。漢字で書くと「白鼻芯」。てか、そのままだな…。 日本に生息する唯一のジャコウネコ科の哺乳類だそうな。
とっても、キュートな顔をしていて、猫のようなイタチのような…。こんなにかわいいなら、飼ってみたいと思うのだが、どうやら飼うことは難しいらしい。大人のハクビシンだと懐かないらしく、って当たり前だと思うけど…。のらにゃんこだって、そうだもんね。
イタチの形に似ていて、どっちかと言えば、イタチの方が有名だわな。イタチの方が小ぶりで700gぐらいしかなく、一方ハクビシンは、2~3kgもあるんだって。倍以上デカいわけだ。どちらも害獣と言われてるようだが、被害にあったことがないので、わからにゃい。
イタチ
そう言えば、イタチの話が一つ…。昔、友人の家にイタチが住み着いたそうな。最初のうちは、パタパタぐらいで屋根裏を走り回っていたようだが、そのうち、徐々にパタパタがバタバタになり、ドタバタ、ドッタンスッタンと数も増えてる様子。
で、夜な夜な運動会を繰り広げていたらしい。ドッタンスッタンの辺りでは、どうやら家族が増えた感があり、一度、壁をどんっ!と叩くと、どすっ!!と落っこちたような音が…。
落ちるか?!普通…。
動物虐待?!いやいや、こちらが虐待されてる!さすがに、夜も寝れなくなってきて、害獣駆除を頼もうかと思っていた矢先に静かになったらしい。家族で住むには、狭くなったか?!
競争
で、ハクビシンの話に戻りますが、その友人、ちょぃと涼もうと思って、外に出たらしい。すると、アパート前は駐車場になっており、車が数台止まっていて、その下から、顔に白い線が入ったイタチが…。
「噂のハクビシンや!!とうとう、発見!!!」と思って、こっそり後を追ったらしい。
すると、さすがに野生動物!気付かれて、ダッシュで逃げ出した。
なぜだが逃げ出されると追いかけたくなるのが心情。負けずとダッシュで追いかけた。
すると…
「アレ?!追い越してもうたやん!!」
ハクビシンは、とっても足の遅い哺乳類であった。