こないだ、岡山城に行ってきました。以前、日中に行ったことはあったんだが、ライトアップしているのでそれを観に…。
黒いお城 白いお城
岡山城は、別名「烏城(うじょう)・金烏城(きんうじょう)」と言われているお城です。でも、「うじょう」よりも「からす城」の方が聞きなれてる感じする。「金のしゃちほこ」もあり、そこから「金烏城」とも言われているんだって。
他にも黒いお城は、いくつかあり、松本城、松江城、松山城と白いお城ほど多くはないが、数城ある。
もちろん、白いお城もたくさんある。代表的なのが、平成の国宝姫路城大天守保存修理工事を終えたばかりの「姫路城」である。別名、「白鷺城(はくろじょう)」と言われいる。でも、「しらさぎ城」の方が馴染みがあるね。工事後すぐは、あまりの白さに「しろすぎ城」とも呼ばれていたが…。もう、数年経つので、それも卒業したかもしれないな…。
何故に、白いお城と黒いお城があるかと言うと、豊臣秀吉が白好き!徳川家康が黒好き!なんて話もあったらしいが、実際は、豊臣秀吉の築いた大阪城天守閣が黒漆の板張りで、当時の有力大名がこれを手本にしたそうな。
関ヶ原の戦いの後、新たに防火に優れた白漆喰の壁の技術が開発され、徳川家康がこれを奨励したため、その後は白いお城が多くなったそうな。
なので、おおむね黒いお城は豊臣系で古い様式の城、 白いお城は徳川系で新しい様式の城なんだって。
岡山城のライトアップ
ちょぃと、前置きが長くなってしまいました。
今回は、ライトアップされた岡山城!
最初に岡山駅から、タクシーを捕まえて、「ライトアップされてる岡山城を一番きれいに見えるとこに連れてってください!」とお願いし、連れてってもらいました。とても、親切なタクシーの運ちゃんで、いろいろ説明もしてくれたし、3か所ほど連れてってもらって、駅まで戻ってきて、4000円ぐらいでした。岡山城を満喫できました。
最初の所は、遠くにライトアップされた岡山城が…。
徐々に近づいて行って、最終的には、天守閣まで来てしまいました。最初は、そこまで行くつもりはなかったんだけど、ここまで来たなら…と、どんどん欲が出てしまい、その上、あまりに暑さに天守閣内のクーラーが、心地よすぎて、ついつい、ふらふらっと、天守閣に登ってしまいました。
で、上から見て、わかったことも…。お城の前にあった広場に置かれた灯りのアートは、ランダムに置かれているわけではなく、ちゃんと並べられていたことがわかりました。「夜の烏城を雅に彩る」とういう題名があるみたい。
思ったより、綺麗で一度ぐらい行ってみるのもいいと思います。春、夏、秋とやってるそうなので、春、秋ぐらいがお勧めかと思います。