さて、前回の続きになります。
日光東照宮の案内図
東照宮内にある案内図です。
ちょっと、古すぎて、わかりにくいですね…。
なので、ちょぃと綺麗なのを載せておきます。
五重塔
石鳥居をくぐった左側にあるのが、美しい風貌を放つ五重塔です。
写真では、あまりきれいに映っていませんが、ホントは、とっても煌びやか!
やっぱり、東照宮は、ハデな感じがしますね。
実は、この五重塔、落雷により1度完全に焼失しているそうですょ。
こちらの五重塔は、中心に心柱(しんばしら)を据えた優れた耐震構造物です。
東京スカイツリーの耐震システムが、五重塔の心柱構造を応用して設計されたことでも話題になりました。
表門
表門を入ると、以前より煌びやかに…。改修を終えたのだから、当たり前ですが…。
ちょっと、キラキラしすぎで、なんとなく違和感が…。
見ざる言わざる聞かざる
表門をくぐって、すぐ左側に、とっても有名な「見ざる言わざる聞かざる」があります。
上の写真は、改修前のものです。
こちらが、改修後のものです。とっても綺麗なおサルになりました。
こちらは、神厩舎(しんきゅうしゃ)と言って、神様に仕える神馬のための厩舎です。
三猿は、この神厩舎に取り付けられている彫刻です。
何故に、厩舎に猿?かというと、「馬の病気を猿が治す」と言われているからなんだって。
陽明門
日光東照宮の中でも特に知名度が高い「陽明門」です。
とっても、綺麗になったので、周りとの調和がちょっと…。
ですが、門全体が色彩豊かな彫刻で覆われており、まるで芸術品のようです。
一日中見ていても飽きないことから、「日暮御門」とも呼ばれています。
魔除けの逆柱
陽明門は、12本の白い柱で支えられており、どれも「グリ紋」と呼ばれる渦巻模様が彫刻されています。その中で1本だけ逆向きの渦巻になっているものが…。
「建物は、完成と同時に崩壊が始まる」という言い伝えがあることから、わざと柱を未完成の状態にして、災いを避けているんだって。
唐門
まだ、完璧に改修が済んでいないので、少し足場が残っていたりします。
眠り猫
実は、この眠り猫の彫刻の裏側には、「雀(スズメ)の彫刻」が据えられています。
天敵であるはずの猫(眠り猫)の裏側に、なぜ雀が?
その理由は、猫が起きていれば、雀は食べられてしまいますが、猫が居眠りしていれば雀と共に共存しているという平和の願いが込められているそうです。
坂下門
この門をくぐり、徳川家康の墓所へ。
ただし、こちらの門を抜けると墓所までは、ずっと階段です。
200段あまりあるので、覚悟を決めて登って下さい。
あっしは、何度か行ったことがあるので、今回は行きませんでした。
こんな感じで、ずずずぃ~と階段が延々と続きます。
以上、こんな感じで東照宮を巡ってきました。
いろんな発見があると思いますので、一日かけて見て回るのもいいかも…。