4日は中秋の名月でした。
今年の中秋の名月のお月さまはまん丸でないと、朝のニュースで聞いて、ビックリ!!
「中秋の名月」=「十五夜」=「満月」と勝手に思い込んでいた私。
「中秋の名月」が「十五夜」と一緒と知ったのも数年前。
ずっと「十五夜」には美味しいお団子が食べれるで育ちました。
中秋の名月
中秋の名月とは、秋の真ん中に出る満月という意味です。
旧暦(太陰暦)では、7~9月を秋としているので、その真ん中の8月が中秋に当たります。
なので、中秋の名月とは、旧暦の8月15日の夜の月を指しています。
十五夜
月の満ち欠け周期の約半分にあたる15日が満月であると考えられていました。
旧暦の8月(現在の9月)は1年の中で最も空が澄み渡り、月が明るく美しいとされており、平安時代から「観月の宴」が催されてきました。
そこから、十五夜とは、旧暦の8月15日の夜の月を指すようになりました。
どちらもいわれは少し違いますが、同じ「旧暦の8月15日の夜の月」を指すそうです。
お団子
これも東日本と西日本で違うそうです。
東日本のお団子は真っ白のまん丸のお団子です。
テレビやポスターでよく見る「中秋の名月」のお団子はこれです。
西日本のお団子は、楕円形の白いおもちにこしあんがかかっています。
これはお月さまに雲がかかっている様子を表しています。
中秋の名月のころは、ちょうど収穫の時期に当たるので「収穫祭」を行うという風習もあったんです。
そこで、この時期に収穫する芋を供えたことから「芋名月」ともいわれているそうです。
そのお芋はサトイモ。
このサトイモに似せているから、お団子が楕円形だともいわれています。
私がいつも食べている「十五夜」の日のお団子は、このあんこがかかったお団子です。
「中秋の名月」に食べる真っ白のまん丸のお団子は食べたことがありません。
今ではコンビニやスーパーで売っていたりもするのですが、昔は売ってなかったので、東日本と西日本のお団子の形が違うとは思いもよらなかった私は、「中秋の名月」と「十五夜」は別々のものだと思っていたのでしたwww
今年はお団子を買うと、ススキがもらえました(^O^)/
今年は10月。満月でないのは、なぜ?
3年で約1ヶ月の誤差が旧暦では生まれます。
そこで、閏月(うるうづき)を挿入して年ごとの季節のずれを調整していました。
今年は、その閏月がある年のため、暦上5月が2回あったこともあり、10月になりました。
月のサイクルは30日ぴったりで地球を一周するわけでないことや月の軌道が楕円であることなどにより、旧暦の15日の月歳は、13.0~15.0だそうです。
なので、満月でないことも多く、満月になるのは、数年に1回だそうです。
前回は、2013年が満月でした。次回は、2021年です。
今年の満月は10月6日
「中秋の名月」ではないけど満月はやっぱり見たい・・・でも、雨(T_T)