VR体験に必要なヘッドマウントディスプレイ(HMD)の有名どころを紹介します。
Galaxy Gear VR
サムスンとOculus社が共同で開発したHMDです。
Oculusとは今回のVR HMDの仕組みを考え出したベンチャー企業です。
スマホを利用するHMDの中で唯一ヘッドトラッキングセンサーを搭載していて、映像の遅延も少なく快適なVR体験をすることができます。
差調整ダイアルによってピントを合わせることができ、頭部の側面にはタッチパッドによる上下左右のボタンもあり、専用のコンテンツも用意されています。
ただ、Galaxyユーザーしか使えません。
SONY PlayStation VR
PS4を利用することで動作します。
リフレッシュレートは60Hzですが、PS4側で補正することによって倍の120Hzで動作します。
PS4独占タイトルのVRゲームも予定されているので、VRゲームを楽しみたいのであればおすすめです。
Oculus Rift
VRブームの火付け役でもあり、数々の試作機を経てついに発売されました。
性能も高いですが、価格はさらに高いです。
有機ELパネルを二枚用意したのが価格上昇の理由だとメーカー側は説明しています。
そんなパネルのリフレッシュレートは90Hzです。
コンテンツについてはマイクロソフトと組んでいるので、XBOXoneのゲームをパソコンを介してプレイすることが可能です。
さらに、OculusRiftには100以上ものゲームタイトルが提供され、独占タイトルも存在します。
専用コントローラーであるOculus touchなどを使うことで、VR内でも快適な操作が可能になっています。
ただ・・・高性能なPCも必要です。
HTC Vive
スマホメーカーのHTCといろんなゲームを配信しているSteamで有名なValveの二社が共同開発しました。
専用コントローラーもあります。
コンテンツもValveが提供するSteamVRというものがあり、ゲームメーカーなので配信されるコンテンツも揃っています。
一番の特徴が二台のカメラを利用したポジショントラッキングです。
対角線上に設置したカメラで使用者の位置を検出して、歩く、しゃがむといった現実の動作をVRゲームに反映することが可能です。
さらに、最近公開された新型にはフロントカメラが搭載され、目の前に障害物があればVR空間内に反映して、壁にぶつかったりすることも未然に防げるそうです。
ハコスコ
段ボール製のゴーグルです。
1000円で発売されていました。